私が通っているネイルサロンには、


いつも私の知らないお洒落っぽい映画が
白い壁に映しだされています。


音楽が別に流れているので音声は消されています。


音が聞こえないなら観ていてもしょうがないと
思うのですが、


これがなかなかどうして、、、
 
 
映像とテロップのみだと集中してしまって
ついつい見入ってしまうのです。
 
 
今回は、
小さな男の子が間違って列車にのってしまい
家からどんどん遠くへいってしまう話で、
 
 
『その場にじっとして待っていればいいのに』とか
『そのまま養父母と暮らしていればいいのに』とか
 
 
もうハラハラしてきて、
お店の人に映画のタイトルを訊いてしまうほどに。

 
「『ライオン』という、
 実話に基づいたストーリーですよ」
 
 
実話と聞いてますます気になり、
図書館でネット予約して借りてきました。
 
 
インドで迷子になって養子となって
オーストラリアで25年育った青年が
 
グーグルアースを使って故郷を見つけ出し、
実の母親と再会するお話です。
 
 
本だと主人公の心情がよくわかり、
一緒に旅をしているような気持ちになりました。
 
 
当時のインドの情勢に刹那的になりつつも、
とても心が温まってくるストーリーです。
 
 
春の陽気の中で読むに相応しい1冊かと思います。

 
ネイルをしにきて、
音楽を聴いて、
映画を知って、
本を読んで感動して。。。

 
私はここを
ただのネイルサロンにしていないことは確か(笑